◆塙保己一エピソードその3.無欲◆


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水戸家での講義が終わったあと、徳川治保(文公)から「なにか食べたいものがあるか」を尋ねられたところ、「里芋がたべてみとうございます」と答えた。そのあと山盛りに出された里芋を満足そうにほお張る保己一を治保は笑いながら見ていた。 また、いつも同じ服装なので訳を聞くと「服はこれよりほかはございません」と言ったので、服を新調して与えたという。保己一は、衣食代よりも本代にすべてをかけたのである。 塙保己一エピソードその3「無欲」